きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

心配するのは一回に一日分だけってきめたのさ!

あなたは心配性ですか?
だとしたら、典型的な日本人です。
世界で日本人はもっとも心配性が多い民族。
これはもう遺伝子レベルなんだそうです。

うつ病のひとは脳のセロトニンが不足がち
などといわれ、抗うつ薬はこのセロトニンや
ノルアドレナリンの量を補おうとするもの。

セロトニンはご存知「幸せホルモン」とも呼ばれ
心身の安定に関与する神経伝達物質の一種です。
このセロトニンが脳に分泌されたのを再吸収し
リサイクルしてくれるタンパク質のことを
セロトニントランスポーターといいます。

この機能が高ければ心身が回安定しするし
低ければ不安定になり、結果心配性になる
といわれています。

セロトニントランスポーターは高低3種類。
LL型:高い → ポジティブ
SS型:低い → ネガティブ
SL型:その中間

欧米人はLL型が多く、東アジア人、とりわけ
日本人はSS型が多い・・心配性が多いのは
このせいといえるでしょう。
LL型はなんと3%しかいないというデータも!

だから日本人はダメだ!というわけでもなく
SS型である「不安を感じやすい」というのは
メリットでもあります。
人の痛みを理解しやすいし、慎重です。
他人に迷惑をかけることを避け、礼儀正しいのも
SS型ゆえんということでしょうね。

かといって、心配性はなかなかつらいもの。
何事もネガティブに捉えてばかりでは
毎日が楽しくあるはずがありません。

セロトニンを増やす方法は、

1. 早寝早起き(よく眠る)
2. リズミカルな運動をする
3. 食事をするときはものをよく噛む
4. グルーミング、スキンシップ
5. トリプトファンを含む食品をとる

などがあります。
これらを実践するだけでもずいぶん違いますが
要は気持ちのもっていきようですね。

心配事なんてなくそうたってなくならない。
あれもこれもと、次々にやってくるし見つかります。

そこでぼくがやっているのは
・だらだらと悩まず、時間を決め1日一回のみ。
・その一回は、今日1日ぶんだけ。

ふたつめはチャーリーに教わりました。
時間を決めてやると、今は別のことに集中する
気持ちに切り替え、やるべきことを済ますこと。

心配性そのものは悪くない、
だって日本人ですもの。

きょうもよい1日を!

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心配するのは一回に一日分だけってきめたのさ!(チャーリ・ブラウン)

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