きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

言えないことの方が多いから、人は書くのだと思う。

いまはあたりまえになっているけど、
ほんの20年前には、めずらしかったこと。

ひとつあげるとするなら、
ネットで書いたものを公開する習慣。
あらためておどろくのは、ひとは
これほどまで書きたいことがあったのか!
ということです。

かつてより日記や手紙、雑誌への投稿など
書く機会もあったし、
方法もこと欠かなかったけど、一般的に
ここまで文字を書くという時代も
なかったんじゃないかと思うほどです。

それでもなお、
言えなことのほうが多いのが人間。

10年くらいまえだったけど、
当時 雑誌でみかけた万年筆の広告
いつも素敵だなあと思っていました。

きょうは、
とくに印象に残るコピーの一節を
きょうのひとことにえらびました。
シリーズ化していましたが、毎度毎度
素敵な文章だなあと思っていました。

たとえばこんなかんじ。

がんばってしまう人ほど、生きにくい時代なのかもしれません。
子供も、大人も、お年寄りも。
いじめたり、いじめられたり、子育てに迷ったり、仕事で躓いたり、一人きりの不安と向き合ったり。

小さなペンに、大きなことはできません。
でも、うつむいてるあなたに出来ることが、
少しだけあるかもしれない、そう思ったのです。

聞いてほしいけれど、言い出せないでいること。
胸の奥に、ずっとたまっている何か。
声にするにはたくさんの勇気がいるから、
まず書いてみませんか。

たとえば、自分への一通の手紙を。
包み隠さず、すべてを打ち明けてみる。
もう一人の自分にグチも悩みも聞いてもらう。

文章に句読点があるように、
息継ぎをすることも、立ち止まることも、かけがえのない時間です。
あなたの体から溢れでた言葉たちで、白い紙がうまった頃、
あなたの気持ちが少し軽くなっていたら、
私たちも、うれしい。

一本のペンがあれば、人は、笑ったり泣いたりできる。

 

スマホの普及などで、ますます文字を
書くことが減ってきたと思ういっぽうで、
紙の手帳売り場に人が群がるニッポン。

ぼく自身、手書きで文字を書く機会が
増えている気がします。

文字にはとても力がありますね。

 

 

きょうもよい1日を!
きょうもしっかり
アウトプットしていきましょう。


言えないことの方が多いから、人は書くのだと思う。(2009年 パイロットの広告)

 

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