6Jun
人は見かけによらない。
といわれます。
そのいっぽうで、
人は見た目が9割
ともいわれます。
どちらが正しいか?
答えはどちらも正しい。です。
人が見かけによらない原因は、
案外、印象を受ける側にあります。
タイミングや環境にもよります。
ひとはふだんから考えていることが
そのまま、ふるまいに現れます。
話しかたにも、言葉の選びかたも、
その人の考えに従いあらわれます。
着用している服も髪型も
身のこなしも、受け答えかたも
ぜんぶ「考えていること」です。
人は自分が考えたとおりの人間になる。
ジェームス・アレンの有名な言葉ですが
なにも、彼が発見したことではありません。
AS A MAN THINKETH(人は考えた通りの人間になる)
この言葉は4000年前に、ヒンズーの
神秘学者がパピルスに書き残しています。
やがて
ローマ帝国のマルクス・アウレリウスが伝え、
キケロやエマソンが唱え、100年前に
ジェームス・アレンが一冊の本にまとめました。
ぼくがこの著書に出会って10年を超えますが
以来、考え方に気をつけるようになりました。
いまの自分を作っているのは、ふだんから
考えていることが具現化されただけのこと
だからです。
考えは話しかたを変え、反応を変えます。
ふとした所作を変え、顔の作りを変えていきます。
あなたが今日で会う人は、
その人が考えている通りの人なわけです。
あなたもまた、で会う人に対して
ふだんからの考えを見せつけています。
きょうもよい1日を!
あなたのみかけはどうですか?
人は考えた通りの人間になる。(ジェームス・アレン)