きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

禍は、足るを知らざるより、大なるはなし

ひと を疑うことはともかく
あたりまえ は積極的に疑います。

あたりまえの存在
ともすればぼくたちは
その価値に気づきません。
それどころか
悪い面ばかりを捉えて
不平不満を募らせることも。

親:さいきんどう?
子:ふつう

よくある親子の会話です。
漫然とした「あたりまえ」は
本来の価値を見落とし、
ありがたみに鈍感になります。

そこにあることがあたりまえだから
もっと欲しいと思うようになります。
もっと欲しがり、自分を苦しめます。

経済学でいう「限界効用逓減の法則」
(げんかいこうようていげんのほうそく)

意味するところは
欲しいものをひとつ得るたびに
ひとつあたりの満足度が減ることです。

あなたにもそんな経験がありませんか?
最初のひとつめは嬉しくて感謝した、
でもふたつ目、3つ目と増えていくたび
に喜びが薄れていく・・

ひとは
あたりまえのことに
興味を惹かれないし、
心を動かされません。

あたりまえと思っていたことは
実はそうではなかった。
あらためて感謝をすれば人は富み
際限ない物欲にとらわれれば
しだいに貧しくなります。

あたりまえを疑い
感謝の採掘を。

きょうもよい1日を!

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禍は、足るを知らざるより、大なるはなし 禍莫大於不知足(老子)

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