12Jan
ぼくはあまり要領が良くないためか
周囲からよく叱られるほうでした。
みんなで同じいたずらをしても
自分だけが見つかり大人から叱られる
そんなタイプです。
自分は他の子より嫌われやすいのだ、
そんなふうに思い、いじけてました。
学習能力も低かったのだと思います。
やがて大人になるにつれ
こんどは他人を叱る側になったとき
気づかされたのは、その心理。
叱ると成長するからまた叱りたくなる、
さらに嫌うどころかむしろ好意をもつ
ということでした。
叱ることが苦痛になる相手は
とにかく言い訳がうまいひと。
叱る隙を見せないから、正せません。
言い訳というのは厄介です。
言い訳が上手くなればなるほど、やるべきことをしなくてすむようになります。自分をいかに肯定し守るかばかりにエネルギーが向けられ、どもすればできないことを克服する道を断ってしまうからです。
うまい言い訳に自分がそれに騙される
というわけですね。
気がつけば、なにをやっても中途ハンパ。
ということになりかねません。
だから言い訳の上手な人に出会うと
この人は口ほど実力はないんだろうな
と思ってしまいます。
その意味でも損ですね。
まもっているつもりが、
自らを貶めています。
きょうもよい1日を!
その言い訳、必要ですか?
言いそういになったとき、
まず、自問してみましょう。
言い訳の上手い人は、他に得意なものがないことが多い。He that is good for making excuses is seldom good for anything else.(ベンジャミン・フランクリン)