25Aug
自信を失うと、だれもが引っ込み思案になります。
事態がより悪化しないよう、身を守るために。
人は自信を失うと
できるだけ外界を避けようとします。
とりわけ対人においては、ですね。
自分が劣等感を持つような相手とは、
顔を合わせたくない。
だって、よけいに落ち込むから。
そんな相手との比較。
嫉妬や羨望は、ますます自信を失わせます。
でもぼくの経験からいえば、
こんなときこそ、自分よりも優れていると思う人、
羨望する人と接触するほうが良い結果を招きます。
接触しながら、しっかり観察します。
どうして自信があるように見えるのだろう?
この人が払った努力とはいかなるものか?
反対側にいる自分との対比が明瞭であるほど
自分が「なぜ自信を失ったのか」の原因が明白に
わかります。
人間とは面白いもので、目の前に問題がころがると
それをなんとしても解決しようとするものです。
対象の問題はあいまいでなく
明瞭なほど解決力は上がります。
自信のある人と、そうでない人の違い。
実は意外と自信には根拠がないことが多いもの。
根拠のない自信が存在するのですから
自信がないことにだって、大した根拠がありません。
自信がないとき、落ち込んでいる時こそ
人生というものの醍醐味が味わえるものです。
自信を失ったなと思ったら、
内にこもらず、外に出ませんか?
そして自分より格上の人、
自信のある人との接触を持ちましょう。
きょうもよい1日を!
自信を失ったからこそ浮かぶ瀬もある。
自信を失ったら、自分より優れた人と接触しよう。(多胡 輝)