10Jul
アメリカのプロボクサーだった
モハメド・アリはあまりにも有名です。
そしてあまりにも強かった元WBA、
WBC統一ヘビー級チャンピオン。
オリンピックでも金メダルを授与され
間違いなく世界一のボクサーでした。
モハメド・アリはあまりにも有名です。
そしてあまりにも強かった元WBA、
WBC統一ヘビー級チャンピオン。
オリンピックでも金メダルを授与され
間違いなく世界一のボクサーでした。
アントニオ猪木と対戦したことは
日本でも大いに盛り上がりました。
名実ともに世界で一番強かったアリは
こうも、言い残しています。
「私の一番つらかった戦いは、
最初の妻とのものだ」
カミさんのほうが強かったんかい!
一瞬、そんなふうに思ってしまいます。
アリも人の子、恐妻家だったのかな?と
でもそうではありません。
この話には続きがあります。
「あんなことをしたのは
あの時が初めてだった。
彼女に手を上げたあと、
俺は彼女以上にみじめな
気持ちになった。
傷ついたのはむしろ俺の方だった。
男が女に手を上げるなんて最低だ・・」
夫婦ゲンカのあげく、
妻に手を上げてしまったアリ。
妻は身体に傷を負い、
アリは心に傷を負ってしまいました。
それを生涯戦ったなかで
いちばん辛いことだった
というわけですね。
世界一のファイターが
いちばん恐れていたのは妻
というオチではないのでした。
相手を傷つけることは
自分を傷つけることに他なりません。
むしろ、相手以上に傷つくものです。
思いやりや気遣い
相手の身になって考える。
つまり「情けは人の為ならず」
ということを、
アリは伝えたかったのですね。
思いやりは自分の鏡を磨きます。
きょうもよい1日を!
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私の一番つらかった戦いは、最初の妻とのものだ(モハメ