14Apr
ビジネスであれ、プライベートであれ
いまじぶんは絶好調!というときがあります。
勢いがあるから、自分が正しいことを疑わず
ともすれば、批判があっても聞く耳持たず
むしろ「それは負け惜しみ」とばかりに撥ねつける。
そんなことすらしてしまいます。
失敗したときはそれなりに反省し、
何が悪かったのかと、振り返ることもできるのに
成功した気分でいると、奢ってばかり。
ぼくにも思い当たることが多々あります。
そんなときこそ要注意。
絶好調のとき、勢いがあるときこそ
みずから冷や水を浴びせ、我が身を振り返るのだ。
と、宋代の禅匠、仏鑑慧懃(ぶっかん えごん)は説きます。
驕(おご)りの中にこそ破局の種がまかれ
放っておけば一気に芽吹き、わざわいがやってくる、と。
ひとは失敗から学ぶことは多いけれど
勢いのあるときには、そこに至らないものですね。
驕りが致命傷にならないよう、
いつも冷静に自分の立ち位置を確認しておく
客観的でいる工夫を怠らないようにしたいですね。
瞑想を習慣にするのも工夫のひとつ。
きょうもよい一日を。