きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

男が女を選び、女が男を選ぶことの中には、選んだその人の全人格が現れている

ぼくは述べ20年以上海外で暮らしていましたが、
冗談でもダンナが奥さんのことを悪く言う夫婦は
ついに、お目にかかりませんでした。
もっともそれは「日本人以外」限定でしたが。

なぜか日本人カップルは、夫は妻を、妻は夫の
それぞれ悪口を第三者に、たとえばぼくなんかに
言うわけです。

日本人特有の謙遜なのだろうと思います。
自分自身をへりくだるだけでは足りず、
身内を巻き込んで謙遜することを是とする風習。

だけどいき過ぎると、さすがにどうかと思います。
自分が選んだ相手を悪く言うのは、
別の視点からすれば選んだ自分に非があり、
自らの人格を否定するのと同じこと。
そもそも見る目がなかったということだし、
夫や妻に投影された自分も同様に
ダメ人間だからねということを、
わざわざ周囲に知らしめてるわけです。

おれはこんなに立派なのに妻がバカだから、とか
私は良い妻なのに、夫はまったくセンスゼロ!
など言われても、同情しづらいものがあります。

これは自分の勤めている会社も同じ。
自分が選んで入った会社の悪口を、他人に
言いふらしている人を見ると、残念に思います。
でもその会社を選んだのあなたですよね?
選んだ会社が悪かったと言うより、
あなたの能力がその程度しかないことを
わざわざ喧伝しているだけに聞こえます。

これも謙遜でしょうか?

相方にせよ、会社にせよ、
身内のことを悪く言う人は、
同じように自分もされるに違いないと、
そのうち誰も近寄らなくなりますね。

気をつけましょう。

 

きょうもよい1日を!
周囲に対し悪口でなく、逆に褒めてみると
結果はどうなるでしょうか?


男が女を選び、女が男を選ぶことの中には、選んだその人の全人格が現れている。(佐藤愛子)

 

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