きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

いたずらに過ごす月日の多けれど、道を求むる時ぞ少なき

あわただしく1日が始まり、
あわただしく1日が終わります。

前日、やったことをひとつひとつ思い返すとき
本当に取り組むべきことに時間をつかえたか?
やろうとしたことが、ひとつでもできたか?
そうしたことに、どのくらい時間をかけたか?

過ぎた日を思うな!
と一時はふりかえることをしなかった自分も、
毎朝、きのうやったこととやれなかったことを
思い浮かべる習慣ができてしまいました。

そのとき、悔いることがあれば戒めとして
今日いちにちを過ごそうと思えるからです。

忙しいから充実した毎日がおくれるのだ。

その考え方はどこか逃げている感じがします。
本当に取り組むべきことに時間を使う。
忙しかったかそうでなかったかは、
重要ではありません。

費やされる時間の種類は3つ。
自分のための時間
誰かのための時間
ただ消費されるだけの時間

きょうはどんな時間を過ごしますか?

 

きょうもよい1日を!
きょうのことばは曹洞宗の開祖であり禅僧
道元の言葉を紹介しました。


いたずらに過ごす月日の多けれど、道を求むる時ぞ少なき。(永平道元)

 

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