2Feb
KFCのフライドチキンをあなたが初めて食べたのはいくつのときだったでしょうか?
ぼくは1980年代のはじめごろ。そのころ流れていたCMでは、11種類の秘伝のスパイス、圧力鍋で、なかまでふっくら!といった感じだったと記憶してます。
これはちょっと家庭で同じものは作れないな・・とおもわせるものでした。
創業者であるカーネル・サンダースは店頭に置かれた等身大看板(とでもいうのかな?)で、すっかりおなじみですね。
彼がKFCというフランチャイズビジネスを始めたのは65のとき。それまでの店舗経営が悪化し負債を抱えたままの創業でした。試行錯誤の上生み出された11種のスパイスをつかった調理方法。そのレシピを教える代わりに「チキンひとつにつき5セントを徴収する」というアイデアでした。
全米をたったひとり車を運転し、フランチャイズ契約をしてくれそうなお店を周りつづけ、断られた数なんと1009回(!)。よく挫折しなかったものだと感心してしまいます。年金をガソリン代に使い、昼は営業、夜は車の中で眠る生活はやがて功をそうし、サンダース氏が73になるころは600店舗ものFC加盟店が誕生していました。
レシピやビジネスモデルもさることながら、
その不屈の精神には本当におどろかされます。
そして多くの勇気をあたえられます。
自分はもう若くないからなあ・・
才能だってないしなあ・・
そうやってあきらめそうになったときは
最寄りのKFC店頭のカーネルおじさんに
こころのなかで手を合わせます
感謝の念が高じて、つい店に入り、
オリジナルチキンを注文することも・・・
きょうもよい1日を!
錆びついてませんか?
きょうほど若い日は
この先、2度とやってきません。
錆びつくより、擦り切れるほうがましだ (カーネル・サンダース)