きょうもよい1日を!

menu

きょうのひとこと

悲観は気分であり、楽観は意志である

世の中はなぜ暗いニュースが多いのか?
テレビや新聞などでも連日紙面におどるのは
ネガティブなニュース見出しです。

今日よりも明日のほうが生活が苦しくなりそう
将来、世の中は大丈夫だろうかと憂慮して
「景気が良くなる」という見出しには、
そんな実感まったくない、とつぶやきます。
昔の方が明るいニュースは多かった気がする・・
そんなふうに考えてしまいます。

人間の本質は基本的にネガティブです。

人間の脳は、本能的に悪いことに
意識が向くよう配線がされています。
そのほうが危険から逃れやすいからです。
太古の時代は災害や猛獣からの攻撃に
生身で耐えなくてはならなかった。
ぼくたちはこうした危険から生き残ってきた
末裔ということもあり、そのように情報が
しっかりDNAに刻みこまれているのでしょう。

不幸や悲劇を報じた方が注意喚起されやすい。
メディアはこのことを知っているから、
あえてネガティブなニュースを報じるわけです。
結果、世の中はいつも暗いことばかり起こる
なんてことになってしまいます。
政権批判だってバシバシおこなわれます。

私はどちらかというと落ち込みやすい。
そう思っている人の方が、そうでない人より
多いというのも自然なことなのかもしれません。

悲観は気分に流されやすいものです。
過去を悔い、現在を呪い、未来を憂う。

良いニュースを聞いても、いいことがあっても
世の中そんなに甘くはないのだ、と自制する。
冷静なように見えて、実はこれも気分です。

だからこそ
楽しいことや前向きな考えには
あえて、そのことを意識する必要があります。
意志の力が必要です。

意志の力は、すなわち行動です。
とにかく動く、早く動く、思ったら即行動する。
笑う、話す、書く、歩く、連絡する。
自ら動く、やってみる。
当事者になる、
つまり「自分ごと」として、考える。
不思議なことに、行動すると楽観的になります。
その場で足踏みするだけでも明るくなれます。

動く人を批評したりダメ出しするより
自らどんどん動くとそんな暇はなくなります。
目指す目標が次々と生まれるからです。

楽観は意志です。
意志とは、行動することです。

きょうもよい1日を!
さあ、行動しましょう。


悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである(アラン)

 

関連記事