きょうもよい１日を！

日本人はわりとがまん強い民族と言われます。
おそらくみなさんも、実感されるところでしょう。
こんなにも大きな災害に見舞わられて、それでも
悲しみのを乗り越えて、復興していくさまを
ぼくたちは、なんども経験し、見てきています。

そのいっぽうで、あるいは反動で癇癪持ちも多い。
おとなしかった人がとつぜんキレて、まわりを
おどろかすケースに、幾度となく遭遇しました。

外国人の知り合いの多数は、そんな日本人の
ギャップが理解できないといいます。
あんなに大人しくてやさしい人がどうして？と。

ぼくはその都度、教えてあげていました。
日本人は、侮辱されるのをひどく嫌うんだ。
ひとつは耐えるけど、二つめは耐えられない。

毎日が楽しくてしかたがない！という人も
実は陰に日向に、とっても苦労しています。
そんなふうにみえないかもしれないけれど、
ふだん、明るくふるまう人ほど苦労しています。

どうしてじぶんばっかり？
など理不尽に思えることも、狭い視野が
それを増幅させていることを知っています。

夜空を見上げて星を探し、
青空に浮かぶ雲を眺める。
やはりおなじ空の下にいて、自分なんかより
もっとつらいひとが耐えている姿を思い浮かべる

だから世界のどこにでも繋がっている空を
見上げることはとても大事なことだと思います。

ひとりよがりになっていないか？
他人におごっていたりしないか？
勝手にひねくれていたりしていないか？

 

 

きょうもよい1日を！
「空を眺める」というのは、
「空の上から自分をながめおろす」ことですね。

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ふまれても　ふまれても　我はおきあがるなり　青空を見て微笑むなり　星は我に光をあたえ給うなり（武者小路実篤）