9Apr
ひと を疑うことはともかく
あたりまえ は積極的に疑います。
あたりまえ は積極的に疑います。
あたりまえの存在
ともすればぼくたちは
その価値に気づきません。
それどころか
悪い面ばかりを捉えて
不平不満を募らせることも。
親:さいきんどう?
子:ふつう
よくある親子の会話です。
漫然とした「あたりまえ」は
本来の価値を見落とし、
ありがたみに鈍感になります。
そこにあることがあたりまえだから
もっと欲しいと思うようになります。
もっと欲しがり、自分を苦しめます。
経済学でいう「限界効用逓減の法則」
(げんかいこうようていげんのほうそく)
意味するところは
欲しいものをひとつ得るたびに
ひとつあたりの満足度が減ることです。
あなたにもそんな経験がありませんか?
最初のひとつめは嬉しくて感謝した、
でもふたつ目、3つ目と増えていくたび
に喜びが薄れていく・・
ひとは
あたりまえのことに
興味を惹かれないし、
心を動かされません。
あたりまえと思っていたことは
実はそうではなかった。
あらためて感謝をすれば人は富み
際限ない物欲にとらわれれば
しだいに貧しくなります。
あたりまえを疑い
感謝の採掘を。
きょうもよい1日を!
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禍は、足るを知らざるより、大なるはなし 禍莫大於不知