きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

男の上司はさしすせそ

かつて、
サラリーマンをしていた職場の
部下の半数以上は女性でした。

日本で働いている時期より
海外で働いていた時期の方が長かった
ということもあり、セクハラやパワハラ
についての認識はそれなりにあると
自負していました。

女性は弱いもの、傷つきやすいもの
という意識を持ち過ぎたせいもあり、
どうもぎくしゃくしてしまう。
指示を出すにも叱責するにも
とても気を使っていたつもりでした。

それがある日、ある女性スタッフから

「傷つけないようにと気を使われると
むしろ傷つくんですよ。」

とバッサリ。
ある日のブログに「女性は苦手だ」と
書いた数日後、上司に呼び出され、

コンプライアンスでクレームが入っている。
女性の多い職場で「苦手」とはなにごとか!

と言われる始末。やれやれです。

それからしばらくして、かつての
仕事仲間たちと飲んでいた時の会話で

「知らないのか?
女性は男の上司を褒めるときは
”さしすせそ”を使えといわれてる」

つまり、
”さすが”、”知らなかった”、”すごい”
”センスいい”、”そうなんですね”

の頭文字を拾ったものです。

心当たりがありました。
気を使っていたのは、ぼくだけではなく
彼女たちもまた、気を使っていてくれていた。
こうした気遣いがお互い、負担やストレスにつながっていたのだと、あらためて、思い直しました。

ついでに言えば
苦手を意識するとさらに苦手になる
ということですね。
きょうもよい1日を!
男の上司はさしすせそ。
そんなものかな?

 

 

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