きょうもよい１日を！

友だち上司
なる造語を聞いたことがありますか？
まあ「友達親子」の上司版と考えてください。
部下を注意したり、

あまり叱らない上司のことをいいます。

昨今、職場ではパワハラやセクハラに敏感で
コンプライアンスを重視する傾向にあります。
80年〜90年代以前は、ひどいもんでしたから
その意味で、今はずいぶん改善されました。いっぽうで、管理職がパワハラの疑いを恐れ
部下に指導したり教育することが難しいと
感じる向きもあるようです。叱るべきところでせず、注意をしない。
部下に迎合し、嫌われないよう腐心する。
こうした「やさしい上司」が増えてきました。

一見「いい上司」のようで「信頼できる上司」
ではなくなっていくのが、問題ありです。

なぜ問題か？
こうした上司は「自分を嫌わない部下」

小さなお山の大将を気取ってくるからです。

結果「友だち上司」は組織を腐らせます。
トップがこれだと最悪です。

普通の会社は、経営方針などの見解の違いから、

代わりに末端の優秀な社員から辞めていきます。

すると、どうなるでしょう？

管理職だらけの頭でっかちな組織になります。
リストラもできず、さりとて人件費のキャップがあるので新卒も雇えずじまい・・・

会社は足元から崩れるように弱っていきます。

あなたの会社にそんな上司はいませんか？
厳しい上司は、むしろありがたい存在かもしれません。もしあなたが上司なら「友だち上司」になっていないか、振り返ってみましょう。

いつもよりちょっと厳しく。
きょうもよい一日を！

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友だち上司に気をつけよう。（作者不詳）