19Aug

天下をとる前の徳川家康は、三方ヶ原の戦いで武田信玄に惨敗し相当な屈辱を味わいました。その際、惨めな自分を絵に描かして残し、生涯の教訓にしたといわれます。
勝ってばかりが良いとは限りません。
おごりや油断の気持ちが起こりやすいし、周囲に敵を作ることになりかねません。悔しさや辱めは、課題を認識しやすく、困難を克服するための努力につながります。負けることによって得られるものは大きいというわけですね。
おなじ失敗をしてしまうとき、たいてい失敗をそうと認めなかったことが原因。得られたはずの課題認識を放棄してしまったからですね。これにはぼくも耳が痛いです。
ときには負けることも必要です。
身を以て知る教訓は、どんな偉い人が放つ言葉より説得力がありますね。
きょうもよい1日を!
大きく勝つために小さな負けを積み重ねておく
ことも必要ですね。
勝つことばかり知りてまくることを知らなければ害その身に至る。(徳川家康)