26Jun
「長いものに巻かれろ」
ということわざにあるように、日本では
目上の人や、勢いある強い相手には逆らわず、
従うほうが得だという考えがあります。
働き方にもこれは影響していて、
独立して自分で稼ぐより、サラリーマンとして
給料をもらっている人が圧倒的に多いことに
つながっています。
ということわざにあるように、日本では
目上の人や、勢いある強い相手には逆らわず、
従うほうが得だという考えがあります。
働き方にもこれは影響していて、
独立して自分で稼ぐより、サラリーマンとして
給料をもらっている人が圧倒的に多いことに
つながっています。
日本人は狩猟民族ではなく農耕民族だから、
という考え方も、かつて流行りましたね。
フランス、ひいては欧米で暮らす人々は
おどろくほど保守的な人がいる一方で、
独立性を強く尊ぶ気質が強いと思います。
フランスのことわざにこんなのがあります。
ライオンの尻尾になるより
ネズミの頭がまし
つまり、強大なものの下っぱになるなら、
弱小でもいいからリーダーになる方がまし。
これにも、独立気質が高いことが伺えますね。
昨今のフランスは失業率が高いことでも有名。
あれでよく経済が回るもんだなあと思います。
政府がアントレプレナー制度を導入したことで
他方、個人事業者がものすごく増えました。
個人事業の開業率が欧米平均10%程度に対し、
フランスでは15%もあります(日本は4.5%)!
逆からみれば、日本の開業率は
欧米の半分、フランスとの三分の一だけ
という見方もできます。
かといって、まったく
フランスを称賛するつもりはありませんが
彼らの尊ぶ「自由、平等、友愛」の精神は
働き方、生き方にもあらわれているんだなあ
と思う次第です。
ライオンの尻尾か?
ネズミの頭か?
さてあなたなら どちらを選ぶでしょうか?
きょうもよい1日を!
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ライオンの尻尾になるよりネズミの頭がまし(フランスの