5Dec
あさ目が覚めて、今日やるべきことを考えます。
リストのうち、かならず数件「いやだな」「めんどくさいな」という案件があります。自分にはこなせるだろうか? なんとなく気が重くなります。なんとか1日をやり過ごそう、そう思うとき、どこかうしろめたいものを感じてしまうもの。自分はどこか、もったいない生き方をしているのではないか、と。
おれも早く元気になって働きたいよ
10年前ほど前に脳梗塞で亡くなった友人が、お見舞にいったときに話してくれたセリフです。それまで自分がこの世からいなくなるなんて、あまり考えたことはなかったでしょう。生きていることを実感するのは「楽しいこと」よりも、むしろそんな人の死によるものなのかもしれません。つらいことがあったとき、甘ったれるなと喝をいれてくれるのは、亡くなった人の「生きたかった意志」です。
ぼくが「きょうのひとこと」を始めるきっかけとなった、ひすいこたろう氏の言葉を、あらためて紹介してみました。ひとそれぞれに思うやわらかい部分に、ずしんとひびく言葉だと思います。
きょうもよい1日を!
1日たりともムダな日はありませんね。
あなたがくだらないと思っている今日は昨日亡くなった人がなんとかして生きたかったなんとしてでも生きたかった今日なんです(ひすいこたろう)