きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

忠告は雪に似て、静かに降れば降るほど心に永くかかり、心に食い込んでいくことも深くなる

歳を重ねるにつれ、自分に忠告してくれる人も減ってきます。
別の言い方をすれば、年が上がり、地位があがるほど、
忠告してくれる人物の存在はさらに重要になることでしょう。

精神的にすぐれている人たちは、そこはかとなく自然な威厳がにじみ出ています。
彼ら(彼女ら)に共通するのは、年齢や立場、肩書きに関係なく
相手を敬う態度。威厳というのは、けっして威張らず控えめです。

激しくどなり散らす上司や会社トップは、
相手にプラスになる忠告というより、
自分の権限を示したがっているだけにみえます。

もし誰かに忠告したいときは、相手を敬う気持ちと、静かな物言いを心がけます。
どちらかひとつでも欠けるようなら、忠告しない。
忠告する資格が自分にはないと思うようにしています。
忠告のつもりが反発を買い、だれのためにもなりません。

忠告できるひとは、同時に相手からの忠告をも受け入れやすい器量を持ちます。
昔から優れたリーダーは耳が大きいといわれるのも、そんな理由からなのかもしれません。

相手の声をよく聞く。
意識していきたいと思います。

 

きょうもよい1日を!
そういえば耳の大きい動物は
賢いことが多いですね。


忠告は雪に似て、静かに降れば降るほど心に永くかかり、心に食い込んでいくことも深くなる。(カール・ヒルティ)

 

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