きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

完璧主義者というのは、完璧にできなかったことをずっと悔やんで自分を責めるか、他人を責めるか。いずれにしろ、人間を責める人のことです。

なにごとも完璧にしないと
気が済まないひとのことを
完璧主義者といいます。

重要度の如何を問わず、
自分なりの最高峰・理想を求めます。
それが良い結果を
もたらす場合もあります。

でも、
たいていの場合、負の側面が強いです。
自分に対して過度の期待を寄せ過ぎて
結果が見合わなかったときは
自己批判が過ぎ自殺念慮に至ることも。

同じことは他人にも及びます。
他人のアラを見つけては責め、
なんども責め、追い込みます。

組織にそんな人がいると
全体的に雰囲気が悪くなります。
生産性は落ち、
従業員は疲れるわりに
ちっとも業績が上がらない。

局部的な完成度の高さにこだわり
大局的な状況を見失うからです。
完璧じゃないからと先に行かせない
先延ばしの傾向にあるからです。
スピード感を失い、機会を失います。

ぼくが尊敬する人間のひとりに
斎藤一人さんがいます。
著書より引用します。

「完璧主義者というのは、完璧にできなかったことをずっと悔やんで自分を責めるか、他人を責めるか。いずれにしろ、人間を責める人のことです。」

人間を責める人・・・
その通りだなあと思います。
自分を責め、他人を責める
逃げ場を失い、苦しみそうですね。

完璧主義者は「条件的愛情」が原因
ということもあるそうです。

何かがうまくできた時だけ愛情を示し
うまくできないと愛さない。
条件付きで愛したり、愛さなかったり・・
考えてみれば、かわいそうなことです。
愛情に、成果主義は要りません。

いろいろあって、みんないい。
やってダメなら直せばいいんです。
やる前より、ひとつ知恵がつきます。
おだやかで、豊かに過ごせます。

きょうもよい1日を!

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完璧主義者というのは、完璧にできなかったことをずっと悔やんで自分を責めるか、他人を責めるか。いずれにしろ、人間を責める人のことです。(斎藤一人)

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