28Oct
ほめられると、嬉しい気分になるものです。
同様に、ほめられてイヤな気分になる人はいません。
それなのに、イヤな気分にさせてしまうのは
よっぽど、ほめた側のほめ方に問題があるか、
ほめられた側に強い自己否定感があるかのどちらかです。
いつも誰かしらをほめているのに
ちっとも相手に伝わらない人がいます。
いったい誰が、そのひとの何をほめているのか
具体的でないことも理由の一つでしょう。
ほめ方の上手い人は、必ず「主語」があります。
相手のどの部分を自分がほめているのか具体的です。
なぜ具体的か?
関心があるからです。
ほめる人が、ほめられる人に関心を持っている。
そのことがとてもよく伝わってくるからです。
ほめる前提として「私はあなたに関心を持っている」
ことは、とても大事なことだとぼくは思います。
いくら美辞麗句をならべても、関心のない相手では
ことばが横すべりしてしまいます。
ほめられるとうれしいものですが、
相手をほめるときには「私」を忘れないように。
ちゃんと関心があるということが伝わるからです。
きょうもよい1日を!
相手の関心を引くことより、
相手に関心が持つことの方が何倍も、
何倍も大事だと長きにわたって痛感しています。
ほめるときは「私」を主語にする(ボブ・トビン)