きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

雨は一人だけに降り注ぐわけではない

おひさしぶりです。
旅から戻ってきました。

出発前に扁桃炎を患い、
38度を超える高熱に加え
到着先で預けた荷物が紛失するなど
なかなかタフな旅の始まりでした。

最初の訪問先では雨に降られ
びしょ濡れになりながら街を徘徊。
着替えもなく、3日間同じ服を着て
高熱でふらふらしていました。

5月になるというのに気温は摂氏4度。
なんで自分ばっかりこんな目に!
などと天を呪いたくなりましたが
周りを見渡せば、同じようにみな
雨に打たれ、傘もささず歩いてます。

雨は人間にだけでなく、
建物や石畳にも
公園の木々や芝生やベンチにも
ひとしく降り注ぎ、あたりを
しっとり濡らしています。

窓からの光が、街灯が、
車のライトが、
そんな濡れた路面に反射して、
2倍もの光を放ち
あたりを美しく輝かせています。

ともすれば不幸というのは、
つい、自分ばかりに起こると
理不尽を呪いがちですが
もちろん、そんなことはありません。

雨は誰もの頭上に等しく降り注ぎます。
それを不幸に思うか、幸運に思うかは
ひとそれぞれの思いにすぎません。

自分中心に考えると
ともすれば悲観的になりがちです。
ときに自分から少し離れ、
意識を外に向けることも必要です。

折にふれ、瑞々しい外気にふれること。
とらわれていただけの自分に気づきます。

きょうもよい1日を!

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雨は一人だけに降り注ぐわけではない (ロングフェロー)

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