きょうもよい１日を！

サラリーマンを卒業して、
気がつけば2年近くが経ちます。
おかげさまで、かつては考えられないほど自由に時間を使えています。人間はいつか必ず死にます。失えば取り戻せないのはお金や仕事ではありません。まさにこの時間です。

さらに言えばこの時間。
たっぷりあるのが良いことじゃなく、主体的に使えているか？が大事なことだと思います。

独立して以来、自分に課しているのは「早起き」です。どんなに遅くても6時には必ず床をはなれます。間髪入れずにシャワーを浴び、犬の散歩に出かけます。前の日の仕事が残っているときは、4時か5時に起きてそれをかたづけます。掃除や洗濯も6時までにすませます。いわゆる朝飯前ってやつですね。

会社に通っているころは抜いていた朝食も、今はしっかり食べます。たいていの用事は午前中に済ませるので、最大限エネルギーを消費するのは正午まで。なので朝食なしではパワーが出ません。

この「きょうのひとこと」も、朝起きてひととおり仕事をすませ、休憩中にとりかかります。朝に頭に浮かんでいる内容を記し、イラストを描きます。作りおきはしません。読み直しも書き直しもしないので、質は悪くなりますが、この点どうか許してください。

旅をしているあいだもやはり朝は夜明け前に起きて、カメラを持って街を散策します。開いたばかりのカフェでコーヒーの朝食をとり、さらに歩く。やはりもっとも活動しているのが午前中というわけですね。

朝を大事にすることは、時間を自分のものにし、少しでも１日をたっぷり使うために欠かせません。心なしか気持ちも前向きで、イヤなことがあっても引きずることがありません。

実感としてそう思います。

時間を主体的に使う。
とてもとても大事なことです。

他人に使われるもよし。
環境に左右されるもよし・・

でも
時間だけは、使われるより使う側でいたい。朝の過ごし方はそれを助けてくれると信じています。

きょうもよい１日を！
時間を奪っている犯人はほかでもない
それに使われている自分自身です。

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汝は十二時に使われ、老僧は十二時を使い得たり（お前は時間に使われ、私は時間を使いこなしている）。「趙州　従諗禅師　じょうしゅうじゅんしんぜんし」