きょうもよい１日を！

思い浮かべてみてください。

あなたのまわりに、ふだんから
ありがとう、と声に出す人のことを。
なんとなく性格が明るくないですか？
その人のことを慕っていませんか？

そう。
あなたに「ありがとう」という人は
あなたに好意を持ってくれています。
少なくとも悪い気がしていない人です。

だれかに「ありがとう」というとき
脳はさらに、後づけで、感謝する理由を
さがし始めます。そうか、この人は
ここが良いから感謝したのだなと、
自らを納得させようとするのです。

ありがとう、となぜ声に出して
言うと気持ちがいいのか？
ありがたい上に、相手の良いところ
を見つけることができるからです。

どんな小さなことでもありがとう。

これまで見逃していた
知ってたけど見ないふりをしていたり
わざわざ言うほどのことじゃないな
という「ありがとう」を声に出してみる。

他人の良いところを見つけやすい人は
幸せをも見つけやすい人になります。

ああ、幸せになりたいなあと
ため息をついているよりは、
声に出して「ありがとう」のほうが
ずっと効きそうですね。

きょうもよい1日を！
近しい人ほど言ってなかったりしますね。
たまには、親に電話してみようかな。

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人に「ありがとう」と声を出して言ってみる。すると、脳はその人に対して感謝する合理的な理由を探し出す。そうすると、周りの人のいいところが見えやすくなる。（ひすいこたろう）