きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?

持たないでいられないくらい
みんなが欲しがる商品を作る
アップル社は、ジョブズ亡き後も
魅力ある商品を世に送り出しています。

1998年、ボンダイブルーのこれまで
見たこともないパソコン、iMacを
店頭で見たときのおどろきは
いまも忘れられません。

そのころのWindowsマシンがこぞって
スピードや機能、オプションの多さ等
競っていたときに、これひとつ買えば、
インターネット接続までぜんぶできる!
というマシンがでてきたわけですから。

それからあのキャンディポップな色合い
ブラウン管テレビをそのままにした形。

それまで想像すらできなかった
デザイン・パッケージでした。

個人的には、iPhoneより、MacBook Air
などよりも、はるかに革新的に思えたのは
この初代iMacだったのです。

ちょうどスティーブ・ジョブズが
アップル社に戻った頃の商品だったから
余計にそう思ったのかもしれません。

ちょうどそのあとで、なにかの本(忘れました)
で読んだのが彼のこの発言でした。

『美しい女性を口説こうと思った時、
ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、
君は15本贈るかい?

そう思った時点で君の負けだ。

ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、
見極めることが重要なんだ。』

マーケティングがなんたるかを
ひとことで言いあらわした名言です。

こういう、だれもがスッと腹おちする
言葉を、さらっと言えるところにも
ジョブズの非凡さが感じられます。

ともすれば、ひとは間違った方向へ
無我夢中で走り出すことがあります。

どこへ向かって走ろうとしているのか?
そもそも出発点はどうであったのか?

今日は少しふり返ろうと思いました。
そんなことのために
用意される1日もあります。

きょうもよい1日を!

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ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?(スティーブ・ジョブズ)

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