きょうもよい１日を！

顔で笑って、心で泣いて・・

なんてことをよく聞きます。
悲しいことがあっても気丈にふるまう。
その姿が健気で、共感を覚えもします。

健気さをアピールしたいわけじゃないけど
ぼくは「顔で笑って心で泣いている」タイプです。
顔まで泣いてしまっては、事態は悪くなるばかり
ということが、経験上身にしみているからね。

きょうのことばは有名な『トムソーヤの冒険』
で知られる作家マークトウェインが残したもの。

うじうじ悩んでいても解決しないから、
笑って、ぐっすり休んで脳をリフレッシュ。
免疫力も上がり、大きな悩みも小さく思える。
これなら解決策だって見つかるだろうね。

意訳すれば、そんなところでしょうね。

悩みというのは尽きないものです。
次から次へとあらわれます。
それは真剣に生きている証拠だとぼくは思います。
悩まないで生きる。悩むことを避けて生きる。
というのは、どこか問題から目を背けたり、
解決をあきらめている感じが否めません。

そもそも「悩み」というのは
その人のレベルに合わせて喚起されます。
ひとは簡単なことには悩まなくなるし
難しすぎることは、悩みとして認識されません。
いまのあなたのレベルよりちょっと上の問題。
それがいま、あなたの抱えた悩みのはずです。

つまり、その悩みを乗り超えたとき
あなたはそのぶん、成長します。
悩みこそは、あなたの成長の糧といえます。

思えば成長期のときこそ
人は悩みが多くなります。
10代のころ、ぼくは悩んでばかりいました。
容姿のこと、成績のこと、女の子のこと・・
悩みすぎて死にたくもなりました。
いまなら笑い飛ばしてしまいそうな悩みたち
だったに過ぎなかったのにね。

以前は大きな悩みを抱えると
そのことにとらわれ心配で眠れませんでした。
いまは、悩むとまず眠くなります。
脳が悩みの大きさに耐えられなくなるのか、
あるいはふるいにかけて、
余分な悩みを落とそうとするんでしょうか？

悩みに笑いと眠りは効きそうです。
その上でしっかり悩みましょう。
余分なく悩みの本質に迫れば、
乗り越える方法も見つかるってもんです。

 

 

きょうもよい1日を！

みんな悩んで大きくなった！
昭和時代のCMにありましたね。

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よく笑い、よく眠る。悩みの７割はそれで解決 (マーク・トウェイン)