14May
ゴールデンウイークは楽しめましたか?
長い休暇を終えて1週間たちました。
なかなか仕事モードに戻れない・・
なんてひともいるかもしれません。
やれやれ、またつまらない日常がはじまっちゃったよ、とあいさつがわりになげくサラリーマンの友人。ふと、うらやましい気がしてきます。
日常がちゃんとあることが、どれほど幸せなことでしょうか? 変化の多い生活をしていると、穏やかな日常がとてもまぶしく見えてきます。たとえそれを自ら望んだとしても。
おかわりありませんか?
という挨拶が日本にはあります。相手の身に何か変わったことがなかったか?を気づかう、美しい日本語のひとつで、ぼくもよくつかいます。でもこれ、変わらないことに価値があるわけで「変化がある=悪いこと」を前提にしています。
これを英語だと、さしずめ
How are you getting along?
Are you well?
ですが、とくに相手の変化をうかがうニュアンスはありません。日本語特有の言いまわしのようですね。ということは、日本人は変化に対する耐性が弱いのかも?と思ってしまいそうになります。
つきつめれば、「つまらない日常こそが宝」というわけですね。
でも、本気でつまらない日常を嘆き、つまらなくなくしたいのなら「変化」させていくほかありません。目標を変え、考えを変え、環境を変え、行動を変える。簡単ではありません。
自らを変えるには、強い意志が必要で、変化に耐える覚悟が必要です。都合の悪いことも起こるし、大変な負荷もかかります。タダでもありません。対価が要ります。
人生とはそういうものです。
望まずとも変化は強いられます。
それだけに自らを変える力は尊いもの。
その覚悟でいましょう。
だって、
つまらないのは日常ではなく
自分自身がつまらないのですから。
きょうもよい1日を!
ほんとうはぼくたち毎朝
生まれ変わってるんです。
自分を変えられないことこそが、つまらない日常をもたらしている原因だ。(養老孟司)