21Aug
どちらかといえば欠点のほうがおおい自分は
他人と比べられることを恐れていました。
とくに自意識とからむところなので、
ここがやや過剰気味な二十歳前後のころは
とくにそうでした。
そうしたコンプレックスは、
他人に対しても同時に行われていて
欠点を見つけてはそれを酷評し、それで
にわかな優越感をもって平常心を保つ。
そんなこころあたりがありました。
やがておじさんになるにつれ、
自分の欠点に疎くなっていきます。すると
他人の欠点がほとんど気にならなくなってました。
鈍感になるというのは、つくづく生きる糧だなあと
思わずにいられません。
おじさんがそうなら、おばさんも強い!
あらやだどうしましょ?
とかいいながらぐいぐい押して来ます。
私なんてなんの取り柄もないのよ
とかいいながら、盛んに自慢話をしだします。
ポートフォリオが満載です。
自分の欠点を知っている人は強いです。
すなわち長所でもあることを利用できているから。
遅い、は慎重ということでもあり
せっかち、は行動力があるともいえます。
きょうもよい1日を!
ひとには短所の数だけ長所があります。
欠点は常に裏から見た長所である。(徳冨 蘆花)