きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦している

ひとはいつだって
他人から認められたいと思っています。
そのための努力も惜しみません。

同時にひとは、幸せになりたいとも
願っています。

これらが合わされば
「他人から幸せに思われたい」
と思うのことは、とても自然のことです。

幸せになりたいだけなのに
いつしか、他人から幸せに
見られたくてがんばってしまう。

会社別の年収ランキングを特集すると
その号は売れるというビジネス雑誌。
何事も数値化して比較するのが好まれます。

他人と自分を比べて、優越感を欲しがる。
これは劣等感の裏返しといえます。
自分ではなく他人に与えてもらいたい。

他人の目の集合体である「世間の目」に
過敏に反応してしまうのはそれが理由です。

常に他人の測るモノサシにかなおうと
いつも右往左往してしまう自分。
これは、幸せなことでしょうか?

必要なのは幸せを追うことよりも
自分をかけがいのないものとしてとらえ
自分への評価を他人の目から自分のそれに
取り戻すことです。

つまり自尊心をもつことです。
他人に認められる前に、まず
自分を認めてあげましょう。
満たすのは自分以外にありません。
そもそも「世間の目」を作り出している
のは自分自身でもあるからです。

どんな一日にも特別な瞬間を作る。
特別な瞬間を見つけやすいひとは
幸せを見つけやすいひとでもあります。
人からどう思われようと幸せです。
そこに「常識のモノサシ」はありません。

 

きょうも特別な瞬間を!
きょうもよい一日を!


我々は、幸福になるためよりも、幸福だと人に思わせるため四苦八苦している。(ラ・ロシュフコー:フランスの貴族、モラリスト文学者 / 1613~1680)

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