きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

意識すべきなのは、相手の目を見ること。複数の人と話すときも全員に目を配るようにすると、相手はそれぞれ「自分に向かって話してくれている」と思い、そこに仲間意識が生まれます。仲間意識が生まれるということは、反論が少なくなると言えます。

電話で話している人を見かけなくなりました。
気づけば、自分もほとんど電話をかけません。
インターネットを中心としたコミュニケーションのほとんどは、文字のやりとり。相手の顔さえ見えません。

ネットは炎上しやすい
などとよく言われますが、これも対面コミュニケーションでないことも原因のひとつでしょう。相手が見えない場所では、感情が一方的になりやすいものです。

ぼくはいま、ネットを使った商品の売買をする仕事をしていますが、あえて取引先に足を運んで対面で商談をします。メールや電話だけで済ませません。1時間かけて足を運び、顔を見ながら話し合います。たとえそれがたった5分のやりとりであったとしても。

失敗から学んだことでした。
効率ばかりを求め、出来るだけ広範囲を同時多発的に行おうと無理をし続けていたこともあります。しかもそれらを、旅先からまるで片手間のようにやっていました。結果、数千万円を失うことに。

昨今、会社の従業員同士も対面でない方法で業務が遂行されています。職場が不機嫌になるのは、互いが向けているのは相手の顔でなく、パソコンだったりスマホだったりするからでしょう。スマホはもちろん、パソコンがなかった時代、僕たちはどこに顔を向けて仕事をしていたのか、もう思い出せないくらいです。

あまりテレビを見ないぼくですが、パトリック・ハーランという芸人は好きで、機会があれば見るようにしています。10歳から18歳まで新聞配達で家族を支えていたハーバード大卒の芸人、というパトリック。きょうのひとことは、そんな彼の言葉から選びました。
きょうもよい1日を!
今日から仕事始めという人も多いでしょうね。
年初の挨拶は、もちろん、相手の目を見て。


意識すべきなのは、相手の目を見ること。複数の人と話すときも全員に目を配るようにすると、相手はそれぞれ「自分に向かって話してくれている」と思い、そこに仲間意識が生まれます。仲間意識が生まれるということは、反論が少なくなると言えます。(パトリック・ハーラン)

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