9Mar

数あるスティーブ・ジョブズの名言の中でも、ドキッとさせられるセリフですね。名言の類とは違うかもしれないけどこの言葉、なんともジョブズ氏らしいし、アップル社がなぜここまで価値を創出し続けているのかがわかるというものです。
かつてほど革新的な製品が世に生まれない原因のひとつに大企業病があります。
どうせ自分たち社員は守られてる。会社からクビにされそうになれば不当解雇だと訴えれば、たいてい免れる。やりたいことはあるけどやって失敗し、評価が下がるくらいならやらないほうがいい。せっかくのポジションを失いたくない。だから出来る同僚の足をひっぱったりもする。誰かを非難していれば、自分は非を免れる気がするから・・・結果的に、新しいことができない。新しい価値を創出できない・・既得権の固持がもたらす災いです。
従業員が守られていることをいいことに、やってもやらなくても評価は変わらないんだから、やらないほうがマシ。みたいな停滞感、現状維持を肯定するのが無難であり無敵なのだ、という開き直り・・・そのような社員が意外と多いのではないでしょうか?
ひとはそれぞれかけがえのない存在ですが、いっぽうで自分の代わりに働いてくれる人やAIがあふれているのも事実です。
自分の価値について考え、それを高めていきましょう。
じぶんはじぶん、ひとはひと。一歩、前進です。
二歩、進んでいきましょう。
きょうもよい1日を!
じぶんのダメさに気づく人ほど、しっかり生きてきた人なのだと思う今日このごろです。
君たちができないと言うなら、できるヤツを探すぞ。
【「時間的に難しい」と言った広告担当者に対して】(スティーブ・ジョブズ)