きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

儲かるかどうかは、あえて考えない

ぼくは1年前に起業しました。
いったいなんの会社?
周囲からそう質問されることも
しょっちゅうです。

実はぼくも良くわかりません。
事業ドメインは絞らずにいるからです。
思いつくままに連ねると・・・

1. 海外長期滞在コンサル
2. 輸入品の販売
3. 国内・海外不動産

収益はこの他に、未上場株式、暗号通貨などへの投資リターンなどがあります。すべて裏方でやってます。あなたが買った服やモバイルアクセサリーは、もしかしたらぼくが取り扱っているものかもしれませんね。といった具合に、収益の柱はいくつあったってかまいません。むしろいくつもあるほうが、ひとつやふたつ、ダメになっても困らなくてすみます。

共通するのは3点
・世界中どこにいても出来る
・ひとりでできる(外注化)
・かかりきりにならない

ぼくはサラリーマンだったことも
会社経営者だったこともあります。
いずれの働き方も、時間と職場、お金に縛られるものでした。そこで残りの人生はこういったものから自由でいようと考え、そのように暮らしはじめました。縛られず、しがみつかずにです。

ビジネスを始めるにあたり思うのは
「儲かるかどうかは、あえて考えない」
ことです。

儲かるかどうかばかりにとらわれると
そこからまったく動けなくなります。
過去のぼくがそうだったし、
勤めていた会社がそうだった。
たくさんのビジネス書もそのことばかり。

いまは事業を始めるのに
ほとんど先行投資がかかりません。
すぐに始められるものも多い。
ネットインフラがこれほど整い、
スキルや経験がなくても始めやすい
必要なら外部リソースが安価に使えます。
外部リソースは使えば使うほど
レバレッジが効きます。
空いた時間と少額を使って
2つ目、3つ目と事業を増やせばいい。

こんな環境、20年前は不可能だったし
10年前でも考えられませんでした。

直ちに始めて「違うな」と思えば
またすぐにやり直せばいいのです。

成功することしかやらない!
もうかることしかやらない!

という人や組織こそが、あぶない。
寄ってたかって間違った方向へ
突き進む可能性があるからです。
リスクは回避しようとすればするほど
かえって高まるものです。
途中だれかが「あれ?」と思っても
やめられなくなっているからです。

そうそう
企業で「戦略なんとか」という
組織があるところはアブナイです。
気をつけましょう。
たいてい会社をフリーズさせます。

いろいろやって
違うと思えばやめればいい。
やめてもいいと柔軟でいるから
何事も始めやすいのです。
始めやすいから
チャンスを掴みやすくなるのです。

1日1チャンス!
きょうもよい1日を!

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儲かるかどうかは、あえて考えない(加谷珪一)

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