きょうもよい１日を！

ある人に褒められてうれしがっていたとき、
そばにいた友人から
あの人はひつもだれかを褒めてんだよ
といわれたことがあります。友人は「だから自惚れるな」と
言ったつもりかもしれません。
でもそのことで、「ある人」が
より素晴らしい人だと思えました。

デール・カーネギーの名著『人を動かす』
にこんな一説があります。

人を動かす秘訣は、この世に、ただひとつしかない。
すなわち、みずから動きたくなる気持ちを起こさせることだ。
人を動かすには、相手のほしがっているものを与えるのが、
唯一の方法である。”

無自覚に相手を褒めることで、
いつしか、こうした意識を
相手に与えているのかもしれません。

だとしたら、恩恵をうけるのは
相手を褒めた人ということになります。

褒め過ぎて調子に乗らせたくない
褒めると自分が格下になる気がする
こうした心理は無用です。

褒めた部分を相手と自分とでシェアして
自分も相手の高みに登ることもできます。

相手のいいところを見つける
ふだんから良いことを見つける癖がつくと
幸せを見つけやすくなり、
幸せを感じやすくなります。

ひいては
だれかを褒めるのは、幸福感につながる
ということにつながるのかもしれません。

深まる秋
なにかと感じやすくなる季節です。
きょうもよい一日を！

 

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ほかの人をほめる者は、ほめた相手よりも自分自身をはるかに豊かにする（ジョージ・マシューズ・アダムズ）