29Jun
子供っぽい大人が増えた気がします。
純情で邪心がない子供というよりは
自分中心的な、かまってちゃんです。
ある理不尽なことが自分に起きたとき
どうして自分ばかりひどい目にあうんだ?
と、誰が(何が)自分を傷つけたのか
そのことばかりにこころが奪われます。
傷つきやすいのは
純真だから
というよりは、
自己チューなのが原因です。
視野が狭く、ものごとを決めつけやすい
それでさらにこころを傷つけるのです。
人はいったんネガティブになると
悪いところばかりが目につきます。
他人に対してだけでなく、自分にも。
こころはいっそう傷つけられるのです。
他人の悪いところをあらさがしする。
実は、自分を傷つけてもいるのです。
それより見方を変え、
デメリットではなくメリット
としてとらえてはどうでしょう?
気持ちをきりかえ、前向きになる。
そんな魔法の言葉があります。
それが、きょうのひとこと。
そこがいいんじゃない。
「あのひとハゲだし太ってる」
「そこがいいんじゃない!」
「課長のシャツ、シミで汚れてる」
「そこがいいんじゃない」
「自分って才能ないしお金もない」
「そこがいいんじゃない」
きょうもよい1日を!
適当さや、いい加減さはときに
こころと人間関係の潤滑油となります。
そこがいいんじゃない!(みうらじゅん)