きょうもよい1日を!

menu

きょうのひとこと

よい報告は翌朝でよいが、悪い報告は即刻我れを起こせ。

前置きの長い人
言いわけの多い人は損をします。

たとえ、一字一句は正しく
間違っていなかったとしても
かつ、相手を傷つけまいという
心優しい行為であっても、

結論を先延ばしにして言わない
またはいうタイミングが遅い
というのは、ほんとうに迷惑です。

とくに意思決定が急がれる場面においては

口頭での報告も先に結論を言う。
意見ではなく、客観的事実をです。

メールや文章においてもそう。
先に結論を書きます。

その上で、報告を受ける人や読む人が
理解しやすいよう、背景や過程を述べる。
意見を言うのは、訊かれた後でいいのです。

多くのリーダーや経営者が
よい報告と、悪い報告があれば
先に悪い報告を聞きたいのは、
悪い報告の方が、手を打てる時間が
短いことを知っているからです。

かつての上司は、ぼくに
しゃべりが上手い人になるな、と言い
文章を書くのが得意と思い込むな、と
くどいほど、言っていました。

まだ駆け出しの頃だったので、上司が
なにを言っているのかよくわからなかったけど
あとでイタいほど理解させられました。

怒りっぽい上司(リーダー)は
部下が悪い報告をしにくくなるという点で
損をしますね。

忖度は日本の文化のように言われるけど
お互いの保身のために乱用されているだけ
のような気もします。

悪い報告は、我を叩き起こしてでもしろ!
とかつてのナポレオンは言ったそうです。
それくらいが、ちょうどいいのです。

きょうもよい1日を!

—————————
よい報告は翌朝でよいが、悪い報告は即刻我れを起こせ。(ナポレオン・ボナパルト)

関連記事