1Dec
日本語は世界でもむつかしい言語のひとつ。
それゆえ他に比べ、ことばに奥行きがあったり、
細かな描写が表現しやすかったり、します。
いささかややこしいのが、漢字の読み。
例えば「辛い」。読み方はそれぞれ
カラい。ツラい。サイワい。
類似ならまだしも、意味がまったく異なります。
びみょうなのが「楽」という文字。
タノしい。ラク。ガク。
「たのしい」と「らく」は似て異なる意味です。
その違いを、ムーミン谷のリトル・ミィは
みごとに定義してくれました。
これはそのとおりだなあ、とおもいます。
明るくふるまうことで
かえって疲れることは、多いものです。
おなじ「楽」でも、ラクにしているほうに賛成。
いっそ「楽しい(ラクしい)」という
読みがあっても良さそうです。
性格が暗いせいかな?
きょうもよい1日を!
暗い人はぜひ「ラクしい」1日を
お過ごしください。
そうね、明るくしているほうが楽しいわね、明るい人にとっては。けど、暗い人には疲れちゃうわよね。だからね、楽しくするってより、楽にする。なのよ。(リトルミィ)