きょうもよい１日を！

子供の頃から常識ということばを
耳にしてきました。ジョーシキ？
漢字だって知らないころからです。

いつしか、自分たちも
日常会話に常識という
ことばを使っていました。

フツーでいるためには
ジョーシキを守らねばならない。
常識は普通の必要条件だからです。

他人と同じでないと落ち着かない
日本人の本性と相性がいいのです。

外国でも似たようなものです。
欧米人の間ではドグマ(dogma)が
よく使われます。

常識とドグマ、正確には違います。
常識は人それぞれ微妙に違い
属人的ですが、ドグマは宗教の考え方を
具現化しています。いわゆる教義です。

ふたつに共通するのは、
いずれも「他人の考えた結果」である
ということだろうと思います。

あなたを他人の考えにしばりつけること
それが常識であり、ドグマです。

スティーブ・ジョブズは
こんなことばを残しています。

「あなたの時間は限られている。
だから他人の人生を生きたりして
無駄に過ごしてはいけない。
ドグマにとらわれるな。
それは他人の考えた結果で
生きていることなのだから。
他人の意見が雑音のように
あなたの内面の声をかき消したり
することのないようにしなさい。
そして最も重要なのは、自分の心と
直感を信じる勇気を持ちなさい。
それはどういうわけかあなたが
本当になりたいものを
すでによく知っているのだから。
それ以外のことは、
全部二の次の意味しかない。」

常識を破るのは、勇気が要ります。
常識という縛りは他人によるものじゃなく、自分で自分を縛っていたことに気づかされるからです。

やるべきことは知っている
でも、それができていない。
この場合、足りないのは、
やる気ではなく、勇気です。

きょうもよい１日を！

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ドグマにとらわれるな。Don’t be trapped by dogma – which is living with the results of other people’s thinking. （スティーブ・ジョブズ）