きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

「スケジュール表が真っ黒」って言い方がありますが、他人のもので埋め尽くされてしまっているので、それを続けているとおかしくなってしまう。

足掛け10年『ほぼ日手帳』を使っています。
スケ管理というより、メモや日記として。

ぼくはふだん、あまりメモをとりません。
理由の一つは速記で書いた自分の文字が
あとで読めなくて、意味をなさないから。

加えてスマホ入力が慣れてきたこともあり
メモなら、そちらを使うようにしてます。
検索できたり、声を吹き込めるしね。

ほぼ日手帳には、
徹底的に自分都合を書き込みます。

すること、したこと、したいこと
思うこと、感じたこと、思いつき
食べたもの、見たもの、買ったもの
・・・
まあ、そんなところです。
白紙のページも多いし、イラストもある。
何か貼り付けてあったり、はさんである。

未来の自分に見てもらうのが目的です。
あのときの思いは実現したか?行ったか?
感想は今も変わらないか?・・などなど
自らの変化や進化や退化を確認します。

その『ほぼ日手帳』をこの世に出した
糸井重里は、数年前の雑誌のインタビューに
こう答えています。

「誰々に会う」「どこどこへ行く」
というスケジュールは他人のものです。
スケジュール表が真っ黒」って
言い方がありますが、他人のもので
埋め尽くされてしまっているので、
それを続けているとおかしくなってしまう

いわゆる「スケジュール表は他人のもの」
というコメントはすごく腑に落ちます。
だから大事だし、失してはなりません。

かといって、びっしりと書き込まれた
スケ表に自分を振り回してばかり
では、自分を失してしまうのではないか。
そんなふうにも思えてきます。

スケ表は自分を制約するためのもの。
必要だけど、十分ではありません。

そんな心持ちから手帳には、とことん
自分本位のことを書き込みます。
他人のものばかりに
埋め尽くされないように。

きょうもよい1日を!

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「スケジュール表が真っ黒」って言い方がありますが、他人のもので埋め尽くされてしまっているので、それを続けているとおかしくなってしまう。(糸井重里)

 

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