3Sep

人間は、他の動物より大脳が発達しています。
高度な記憶能力があり、生命維持や文明の継承に
大いに役立っています。
反面、「忘れたい」と思ってもそうはいかず、
あのとき〜していたら、こんなことはなかった。
〜さえなければ、こんな酷い目に遭わずにすんだのに
などと、済んだことをうじうじ悩むこともします。
周囲に、恨み節をくどくど言い続けもします。
後悔が先に立たないことは十分知りながら
つい考えてしまう。誰かに愚痴ってしまうことは
いわば、記憶のゴミです。ゴミは貯めると腐敗します。
ひとは1日あたり、平均9000もの決断をしています。
たとえ結果はひとつであっても、プロセスにおいては
大小様々な条件があり、それぞれに決断をしたはず。
決断の結果、うまくいかなかったこともあれば
ゆえに、うまくいったこともあるだけのことです。
いま、これから
できることにだけに目を向けましょう。
過去の不幸に目を奪われていると、
顔にも不幸の相が表れはじめ、
さらなる不幸を呼び込んでしまいます。
呼ばれてるのかな?と新たな不幸がやってきます。
きょうもよい1日を!
不幸も幸運も、
それを思う人のところへやってきます。
過ぎて帰らぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ (『オセロー』シェイクスピア)