きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

新聞を読まない人のほうが、読んでいる人より正しく物事を認識できる。何も知らない人は、嘘と偽りに心を奪われている人より真実に近い。

新聞を読みなさい。
子供のころからそう言われ、
就職してからは「新聞を読まない営業マンは失格だ」などと言われてきました。

個人的には日経、朝日、産経の3紙に加え
ウオールストリートジャーナルを購読中。
いずれも電子版で毎朝目を通しています。
紙だとゴミがかさばるし旅の間で読めないから。

世の中で起こっていることの事実確認
というより、各新聞社のポジショントーク
を再確認するといった読み方をします。

読めば読むほど冷めてくる。
新聞の良いところですね。

トランプ大統領のメディア嫌いは有名で
メディア側もトランプ大統領が大嫌い。
日本のメディアはNYTやCNNの報道を
そのまま流しますが、悪印象を生む原因にも。

メディア嫌いといえば、遡ること第3代
ジェファーソン米国大統領もそうでした。
まだ19世紀になったばかりの時代においても。

新聞を読まない人の方が物事を正しく認識できるとまで言い放つジェファーソン大統領。就任前には、アメリカ独立宣言の主な著者でもありました。

ぼくには少しだけトランプ大統領が
ジェファーソン大統領とダブって見えます。
メディア嫌いとアメリカ第一主義、富国強兵策、
インディアンの強制退去(同化政策に反対した場合)
といった政策からでしょうか。

新聞社はジャーナリズムを徹底するというより
やはり私企業らしく、事実を自分たちの都合に
沿わざるを得ないのも否めません。

新聞を読む人は、嘘と偽りに心を奪われるとし、
読まない方が物事を正しく認識できるというのは
確かにあるかもしれないなあと、思わされます。

新聞紙をめくる音とインクの匂い
必要ないけれど、なつかしい。
うっかり駅の売店で手が伸びることも。

きょうもよい一日を!

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新聞を読まない人のほうが、読んでいる人より正しく物事を認識できる。何も知らない人は、嘘と偽りに心を奪われている人より真実に近い。(トーマス・ジェファーソン:第3代米大統領 / 1743~1826)

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