きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

依正不二〈えしょうふに〉(仏教の教え)

仕事や飲み会、イベントなど、あなたがふだん付き合っている人たちの平均年収は、ほぼあなたと同じである。

という説を知っていましたか?
あなたが今の暮らしに満足していようと
そうでなかろうと、あなたはそこに
居心地の良さを認め、変えたくはない。

ひとにはそれぞれ見合ったステージがあります。
真に上を目指すには今の人間関係を清算するつもりで、挑まねばならないでしょう。変わろうとする人を、たいてい周囲は止めようとするからです。

他人は自分の鏡である。
というのも、これと同じ。
仏教の教えに「依正不二(えしょうふに)」
という言葉があります。

「自分をとりまく環境は、別のものではなく
一体である。そこで起きる出来事や人間は
自分自身の心の状態を投影させたものだ」

というのが意味するところです。
ポジティブでいれば、ポジティブな結果が
ネガティブでいれば、ネガティブな結果を
呼び寄せてしまうように。

今の生活を抜け出して金持ちになりたい
もっと勉強してひとかどの人間になりたい
と思うだけの人は、決してそうなりません。
行動によって自分を変え、環境を変えなければ
次のステージに進めないからです。

他人は自分を映す鏡 です。

他人を信用しないのは
自分を信用できないことの裏返し。
他人を非難することは
自分を非難することでもあります。

ひとり非難すれば、ひとりぶん
三人非難すれば、三人ぶん自己否定
するようなものです。

他人を非難したくなったとき
こころに留めておきましょう。

むしろ、積極的に他人を褒め
積極的に感謝してはどうでしょう?
ひとり褒めればひとりぶん
ふたり褒めればふたりぶん・・
周囲が良くなれば自ずとあなた自身も
よくなります。

自分をとりまく環境は
別のものでなく一体である。

不満を周囲にぶつけるのはやめ
自分からまず変わることを
意識してはいかがでしょうか。

きょうもよい1日を!

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依正不二〈えしょうふに〉(仏教の教え)

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