きょうもよい1日を!

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きょうのひとこと

世間の人が忙しいという、その半分は無駄に忙しい思いをしているものだ

毎年10月になると一斉に
来年度の手帳が販売されますが、
このごろはバリエーションも増え
4月始まりの手帳が
年度末あたりからでてきます。

文房具店のみならず、
本屋の一角に平積みされている
手帳を見るたび、日本人の手帳好き
を強く感じるところです。
(海外ではあまり類を見ません)

ぼくも日本人の例に漏れず
毎年、手帳を新調し愛用しています。
デジタルの時代なのに、どうして紙?

デジタルではスケジュールやToDoリストを、
紙の手帳は記録や感想などのメモを中心に
(たまにイラストも)
といったぐあいに使い分けています。

手帳のスケジュールがスカスカだと
落ち着かないのか、どんどんそこに
何か入れたくなるのも人情です。

その背景には「ヒマだとダメ人間にみられるのでは?」というある意味、とても日本人的な心理があるように思えます。

ある程度の忙しさは充実感につながります。
多くのことを成し遂げたことで、目的を果たし、成果を出したなら、忙しさはその対価としてじゅうぶん見合うものだからです。

でもそうでない忙しさ
他人に振り回されたり、
自らのミスでバタバタしていた
だけだったりの無駄な忙しさです。

スケジュールがびっしり書き込まれた手帳を見ながら自己満足するのではなく、「この忙しさはなんのため?」「目的とする成果は何?」と、そこまで腹におとしておくことが大事だと思います。

そのことが
無駄を充実に変えてくれます。
なによりも大切なのは時間です。
そのための手帳でありスマホです。

きょうもよい1日を!

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世間の人が忙しいという、その半分は無駄に忙しい思いをしているものだ(曹洞宗 峨山禅師)

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