きょうもよい１日を！

でも食わず嫌いも良くないと思い、
彼の作品を買ったのはレコードではなく本、
矢沢永吉激論集『成り上がり』でした。
糸井重里が書きまとめたことで知られますね。

その中で印象的だったのが次の一節。

「てめぇの人生なんだから。てめぇで走れ。」

ガツン！と言われた気がしたものです。
当時10代。それまで「人生」なんて言葉を
意識したことなんて、なかったですから。

本の内容そのものは大半を忘れてるけど
この言葉が残っているのは、これまで節目
あるたびに登場してきたから。

てめぇで走れ、と。

困ったときはお互いさまだし、
喜び悲しみは共有するものです。
組織は生産性を高めるために必要だし、
人はひとりでは生きていけないことも
思い知らされました。

それでも最後は「てめぇで走れ」です。

人間はことあるごとに弱い存在です。
だからこそ、あえてひとりで考え、
ひとりで行動する必要があります。
常に責任が伴うからです。

少したるんでるなと自省するとき
いまもガツンとこの言葉が落ちてきます。

ちなみに、
矢沢永吉の歌でぼくがいちばん
好きなのは「時間よ止まれ」です。
今の矢沢永吉が歌うのが好きです。
リリースされた1978年でなく。

きょうもよい１日を！

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てめぇの人生なんだから。てめぇで走れ。（矢沢永吉）