18May
やっているのが市場調査。
・顧客が何を必要として要るのか?
・顧客はどうすればそれを買うのか?
・ならば本人たちに聞いてみればいい
というわけです。
過去の商品別売上が分析され
アンケート調査が施行されます。
自動車会社の創業者
ヘンリー・フォードのエピソード。
顧客に何を望むのかを聞いたなら
「もっと速い馬を」と答えたろう。
当時は馬車の時代、むべなるかな、ですね。
大衆車の先駆、T型フォードが世に出たのは、第一次大戦
現在
なくてはならないスマホですが
その先駆 iPhoneを世に送り出した
スティーブ・ジョブズは
「多くの場合、人は形にして見せて
もらうまでは自分が欲しい物が
何か分からないものだ。」
といっています。
少しさかのぼって1989年、
名機 Macintosh SE/30を送り出した後
インタビューでもジョブズ氏は
「消費者に、何が欲しいかを聞いて
それを与えるだけではいけない。
完成するころには、彼らは
新しいものを欲しがるだろう。」
と答えていました。
世の中を変えてしまうくらいの製品を
産み出す創業者ならではだと思います。
ずっと一貫していたわけですね。
わからなければ顧客に聞けばいい
的なマーケディング手法だけでは、
到底、売れるものは作れない
ということに気づかされます。
これがあれば、
あなたの生活はこんなふうになります
というシンプルなユーザー体験。
これを思い描けるだけの想像や妄想。
ここに力のある人は強いと思います。
今の、スマホのある風景をある程度
ジョブズ氏には見えていたのでしょう。
様々なプロセスがAI(人工知能)に
置き換わろうそする今、人間ならでは
の強みは、思い描ける力にあります。
できるだけ多くのものを見て
できるだけ多くの体験をする。
想像力を逞しくするための要素を
きょうも拾い上げていきましょう。
きょうもよい1日を!
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消費者に、何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではい