26Dec

なにかとモノ入りなこの季節。
お財布から1万円が出て行くたびに、
命がちょっとちぢむ気持ちになります。
今こうしてあるお札も、なん年後かにはほとんど見なくなるのかもしれない。お勘定のとき、お札をつかう機会はますます減るんだろうなとしみじみ思い、一万円札をいちまいをつまんでながめます。
福沢諭吉、このとき56歳。
生前、本人は側近に「なにか写真が必要な時はこれを使って欲しい」そう託していたそうです。撮影したのは1891年、当時はまだ写真そのものがめずらしく、貴重だったにちがいありません。
ちなみにこの一万円札、2種類あります。
ホログラム入りのE型と、キジが描かれたD型。あなたの財布に入っているのはほとんどがE型だと思います。D型はまだ昭和の時代、1984年以前のものだから。
まいつき少しずつ節約したお金を貯め、
年末に貯金残高をみてびっくり!
たったのこれっぽっちしか増えてない。
銀行預金の利子はあまりにも少ないスズメの涙。
福沢諭吉も草葉の陰で泣いていることでしょう。
預金だけでは限界がありますね。
ともあれ、お金を取り巻く環境は
2015年以降、激変しています。
次の福沢諭吉は、もう
みられないかもしれませんね。
きょうもよい1日を!
こうしたお金の変化に比べれば、
なんとおだやかな暮らしでしょうか。
毎月少しずつお金を貯めていきなさい。そうすれば、年末には、びっくりすることでしょう。あまりの少なさに (アーネスト・ハスキンズ)