7Apr

「幸せになりたい」
そう口にするほど
かえって幸せは逃げていく…数十年前に観た映画かTVドラマ、
その中で主人公が言った台詞です。
話の内容は全く覚えていないのに
この台詞はいまも忘れられません。
そう口にするほど
かえって幸せは逃げていく…数十年前に観た映画かTVドラマ、
その中で主人公が言った台詞です。
話の内容は全く覚えていないのに
この台詞はいまも忘れられません。
幸せになりたい なんて
寒い日に「今日は寒いね」というのと同じくらい自然な感
適当なことを言っていただけなのか?
などといちいち反芻していました。
かつてぼくは贅沢をすることが幸せでした。贅沢できるだ
だから稼げば幸せになれる。
働くための動機付けにもなりました。
そのうち気づいたのは
モノというのは、手にするとさらに
上のものが欲しくなるということ。
つぎつぎと、際限がありません。
欲しかった幸せを手にすると、
次の幸せが欲しくなる。
これこそが「幸せが逃げる」
なのかもしれないと気づきました。
いつも幸せそうな人は
ほんの些細なことで幸せを感じています。
朝起きれたから幸せ、風が穏やかだから幸せ、雨が降って
そう考えてみれば
いまここにあるもので
十分に感じられるのが、
幸せなのだと気づかされます。
これに気づくと、自分はいつでも幸せでいていいのだと思
わざわざ自ら幸せを
狭めることはありません。
きょうもよい1日を!
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幸せは「いまここにあるもので十分」と思えること(作者